VAPE その1
こないだVAPE(ベイプ)という物を買ってみた。
VAPEとは、正式名称をVaporizer(ベイポライザー)と言う、カリフォルニア発祥の電子タバコの事。
電子タバコって言うと禁煙グッズの印象だけど、電子タバコの発祥は中国で、やはり禁煙目的で普及したのだが、その後欧米で進化してよりスタイリッシュに、現在のVAPEという一種のサブカルチャーに発展した(らしい)。
俺は別に禁煙しようって訳では無かったんだけど、ちょっと興味が有って調べるうち、このVAPEのアイテムが実にいろんなデザインが有って、また自分好みにカスタマイズ出来るあたりが、かなり男心を擽られたので始めてみた。
こういう物は大概スターターキットって物が用意されている。VAPEのスターターキットは、安いのは数千円から、高いのは1万円以上する。
VAPEそのものが性に合わなかったら元も子もないので、最初は安いのを選んで、良さそうだったら次のを買い足せばいいやって思ってたんだが、そこは俺だけにそこそこイイのを買っちゃった。ま、なんせいろんなデザインが有るので、最初から1個で済むだろうとは思ってないけど。
今回購入したのはコチラ。
innokin iTaste CLK 1280 + innokin GLADIUS
VAPEってのはざっくり言うとバッテリーになる本体と、アトマイザーと言われるリキッドを蒸気化する部分(厳密に言うとそれだけじゃないけど)に分かれる。
今回一緒に購入したアトマイザーがコチラのinnokin GLADIUS
リキッドを入れるタンクが一緒になっている。中に入っている茶色の液体がリキッド。
VAPEとは、コイルに電流を通してこのリキッドを蒸気化して吸う物なのだ。つまり口から出るのは煙ではなくて水蒸気で、タバコとは全然別物、吸った事無いけど水タバコに近いのかも。
どちらもmade in CHINAで、説明書も英語しかないので、グーグルセンセにいろいろ聞いてみる。と言ってもそれ程ややこしいものでもない。
この中央のボタンを3回カチカチカチっとやると電源がオンオフ(機種によって異なる)。吸う時はこのボタンを押しながら吸い込む。
下部のダイアルで電圧を調整できる仕組みになっている。
電圧を上げると煙が多くなって、いわゆる「爆煙」を楽しめるが、味は薄くなる。
電圧を下げると煙は少ないけどリキッドの味がしっかり出る。
で、味を決めるのが先程のアトマイザーの中に入ってるリキッドなんだが、中国産の粗悪なリキッドなどはかなり酷いらしい。安心・安全の観点から見てもやめた方が良さそうなんで、今回はmade in USAからセレクトした。ホントは純国産品が安心なんだけど、なんせまだ小さなマーケットだけに、あまり作られていないみたいだ。
Vape DudesのRum & Cola(左)とMOUNTAIN OAK VAPORSのOAKWOOD TOBACCO(右)
オークウッドタバコはなかなか美味しくってこっちばかり吸っている。ラム&コーラの方もラムの香りがちゃんとしてなかなか美味しい。
お店がオマケで3種類くれたんだけど、オマケだけにあまり期待できなくて吸ってない。
このリキッドにもとても沢山の種類がある。ありがちな果物系から、メンソールの強さを謳ったものとか、レッドブル味まである。このリキッドのお気に入りを見つけられるかでVAPEを楽しめるかが決まると言っても過言ではない。暫くはリキッド探しの旅が続くと思われる。
で、気になる「タバコと比べてどうなのか」ってところだけど、先程も書いたようにタバコとは全くの別物。
なので、これまた気になるであろう、経済的観点から見た違いを書いておく。
道具(と言うのもなんか違う気がするけど)については、1万ちょっと出せばそこそこのが一式揃う。
バッテリーは充電式なので容量にも寄るが、このiTaste CLK1280は1280mAhで、1回充電したら3日くらいはもつかな。
リキッドも安いのから高いのまでイロイロだけど、大体10mlで1,000位が目安かな。今のところ俺のペースだと10日位はもちそう。
と考えると、本体がすぐに壊れたりしなければ、タバコよりはかなり安く上がる。
ただ、吸う場所に悩む。副流煙とか無いので、そういう意味では何処で吸ってもいい筈なんだが、口から吐く水蒸気は煙にしか見えないので、何処でも吸えるって訳にはいかない。喫煙コーナーでコレ吸ってるとかなり人目をひくしね。
そして次に買う本体も物色中。
innokin iTaste 134 mini + innokin iClearX.I
ゴツイ見た目に専用化粧箱入りでめちゃめちゃかっこいい♪
今のところタバコと併用してる感じだけど、気分転換にはなるのでVAPEのみになる日も近いかもしれんな。
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